組合の概要


海部地区水防事務組合は7市町村(津島市・愛西市・弥富市・あま市・大治町・蟹江町・飛島村)で構成する、水防を目的とした組合です。
この地域は、日本最大のゼロメートル地帯といわれる濃尾平野に位置し、管内のほぼ全域が海面よりも低い土地柄ということもあり、昔から水害に悩まされてきた地域ですが、中でも、昭和34年9月にこの地方を襲った伊勢湾台風は、未曽有の高潮被害などにより、甚大な人的・物的被害をもたらしました。
現在は、堤防改修や排水機場の整備も着々と進み、昭和51年9月に発生した日光川水系目比川の破堤による水害以降、この地域に大きな水害は発生していませんが、組合では、日頃から水害時の備えとして、水防活動に必要となる水防倉庫の整備・維持管理、水防資機材の備蓄・点検のほか、水防訓練を主体とした海部地方総合防災訓練を毎年実施しています。


構成市町村

昭和48年4月1日の組合設立時は、津島市、七宝町、美和町、甚目寺町、大治町、蟹江町、十四山村、飛島村、弥富町、佐屋町、立田村、八開村、佐織町の1市12町村で構成されていました。 現在は、市町村合併により津島市、愛西市、弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村の4市3町村で構成しています。


組合組織


組合組織

沿革


● 明治から昭和(戦前)にかけての水防組織
この地域内には、木曽川水系・庄内川水系の1級河川や日光川水系の2級河川が数多く流下していますが、これらの河川は過去に多くの洪水を引き起こし、尊い生命と財産を奪ってきました。古くから地域住民は水害から生命・財産を守るため、これまでの経験と教訓を生かし、地域ごとに輪中水利組合などの組織を結成し、水災防ぎょに取り組んできました。

● 水害予防組合の結成
昭和23年3月1日に【表1】の区域(概ね木曽川・鍋田川の左岸堤と日光川に挟まれた地域)を水害から守るため、「海部郡木曽川水害予防組合」が結成され、広域的な水防体制が確立されました。

海部郡木曽川水害予防組合の区域 【表1】
海部郡木曽川水害予防組合の区域

● 水防事務組合を設立し現在に至る
昭和48年4月1日にさらなる水防体制の広域化を図るため、前身の「海部郡木曽川水害予防組合」を発展的に解消し、海部東部4町村の区域を新たに加え、海部地区の各市町村が共同で「海部津島水防事務組合」を設立し、防護対象の河川及び海岸を【表2】のとおり定め、これらの区間の水防に関する事務を処理することになりました。

※組合の名称は、市町村合併の進展により、平成23年3月22日に現在の「海部地区水防事務組合」に改称されました。


防護対象の河川及び海岸 【表2】
防護対象の河川及び海岸